vacationとholidayの違いについて
"vacation" と "holiday" は、基本的には同じ意味を持ちますが、使い方には地域や文化による微妙な違いがあります。一般的に、"vacation" はアメリカ英語でよく使われ、"holiday" はイギリス英語でよく使われます。
例えば、"vacation" は「仕事や学校が休みの期間」や「休養などのため旅先で過ごす時間」を表す場合に使われます。
例えば、How was your summer vacation?(夏休みはどうだった?)
そして、"holiday" も "vacation" とまったく同じ意味で使えます。
例えば、How was your summer holiday?(夏休みはどうだった?)
ただし、上記の意味で "holiday" を使うのは、イギリスやオーストラリアなどイギリス英語が基本となっている国であり、アメリカでは "vacation" が一般的に使われます。
しかし、「休日・祝日」、特に宗教的な意味合いがある場合は、"holiday" が使われ、"vacation" で表されることは基本的にありません。
例えば、"national holiday "、"Easter holiday "、"Christmas holiday" などがあります。また、アメリカ英語ではクリスマス休暇だけは "the holidays" と表現されることもあります。
複数日続く休日の場合、"holiday" は "holidays" と複数形にする場合と、単数形のまま使用される場合があります。これは、"holiday" がもともと「聖なる日 (holy day)」を意味することから、複数日にわたる休日の場合は複数形にすることもあれば、"vacation" のように一まとまりの休日と捉えて単数形で表現することもあるためです。